紫外線って!?

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2012.08.26

地上に届く太陽の光の中には、紫外線、可視光線、赤外線と様々な種類が存在します。

そのうち、私たちの肌に大きな影響を及ぼす紫外線についてまとめてみましたhare.gif

 

一般的によく言うUVとは、英語で紫外線を表すUltra Violetを省略した言葉。

紫外線には3種類の波長の異なるものがあり、それぞれUVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)と呼ばれています。

このうちUVCはオゾン層に吸収され、地上に届かないため、直接肌への影響はありません。

問題となるのはUVAUVB。どちらも肌にダメージを与えますが、主にUVAが光老化の大きな要因となります。

 

では、このUVAUVBとでは何が違うんでしょう?

 

UVAは、地表に届く全紫外線のうち約95%を占めます。

それ自体のエネルギーは弱いものの、照射量が多く、浸透力が高いので肌に与える影響は深刻。

特徴=シミ、しわ、たるみ

 

UVBは、全紫外線の約5%を占めます。おもに肌の表面で吸収されるため、肌の奥の真皮層まで達することはほとんどありませんが、UVAより強いエネルギーを持ちます。

特徴=日焼け、シミ

 

次は一年間でいつが紫外線って気を付けないといけないんでしょうか?

 

UVAは、4月~8月がピーク。ただし、それ以外の月もピーク時の1/2以上の量があるため、通年での予防が望ましい。

 

UVBは、1年を通じて差が激しく、4月から徐々に増え始め、5月~8月がピーク。10月〜3月は比較的少ない。

 

では、時間や場所では差はあるんでしょうか?

 

UVAは、朝から少しずつ増え続け、正午前後がピークに。夕方にかけてもあまり減らないので、1日通して日やけ止めなどの対策が必要です。

 

UVBは、午前10時から午後4時の間が多い時間帯で、特に正午頃がピーク。

日やけ止めによる予防だけでなく、袖のある衣服を着たり、帽子や日傘などで強い陽射しから肌を守るようにしましょう。

 

しかも紫外線は晴れの日だけでなく、曇りや雨の日でも降り注いでいます。

たとえば、曇りの日でも晴れの日の約90%もの紫外線があるので、しっかりした日やけ対策が必要です。

また、紫外線は上から降り注ぐだけでなく、壁や地面に当たって反射もしています。

コンクリートや砂からは土に比べて多く反射するとされていますが、特に海や雪面からの反射量はとても多いとされています。

「照り返し」による日やけは怖いですね~a-ga-n02.gif

 

正しいケアについては、また次回kira01.gif

 

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