紫外線って!?(2)

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2012.08.30

紫外線の正しいケアについて

 

SPFが高い=大丈夫! では足りません。。。

 

現在、日やけ止めには「SPF値」と「PA分類」といった2種類の表示が用いられています。

 

これは紫外線防御効果の目安を示す指標で、SPFUVBを、PAUVAを防ぐ効果を表しています。

 

SPFが高いほど効果がある」と思いがちですが、光老化の主な原因であるUVAを防ぐ効果を表すのは、PAの表示です。

 

 SPFPAそれぞれの違いを知って、万全なケアをしてくれる日やけ止めを選びましょう。

 

 

SPFとPAの違い

 

UVAを防ぐ指標【PA】 VBを防ぐ指標【SPF】

 

【PA】UVAが引き起こすシミ、シワ、たるみなどの光老化から肌を守る

PA(Protection grade of UVA)   UVAの防御効果を示す:PA+、PA++,PA+++

 

PA+   UVA防止効果がある

PA++     〃   がかなりある

PA+++    〃   が非常にある

 

【SPF】UVBが引き起こす日焼けなどのダメージから肌を守る

SPF(Sun Protection Factor) UVBの防御効果を示す:SPF2~50+

 

炎症で皮膚がわずかに赤くなるUVBの量を、日やけ止めを塗っている場合と、何も塗っていない状態とで比べた値。

例えば、SPF50の日やけ止めをつけた場合、何も塗っていない状態に比べて50倍の紫外線を浴びて初めて赤くなることを示しています。

日本では、「SPF測定法基準」により、SPFが50を超える製品は“SPF50+”と表示されます。

 

ポイント

こまめに日焼け止めを塗ることができるのであれば、2~3時間おきに塗りなおした方がより効果的です!

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